2018.11.24 第7回 AED講習会
第7回 AED講習会を例年通り晩秋の土曜日に開催しました。
10名の参加ですが、だんだんリピーターが増え、今年は7名が、2回以上当院で講習を受けたことのある方です
一度聞いたくらいでは、自信をもって,倒れている人を助けにゆけない、との思いで参加して頂いている訳で、とても頼もしく思います。
どんな事でも手技を身につけるには、
講義を聞くだけでは駄目,で実際に,その道具をさわって操作を覚えてゆかないと、なかなか身につかないものです。
まして使いこなすとなると、何度も繰り返して練習し、考えないでも手が動くようにならないといけません。
AEDのように、普段目にすることがなく、触ることもない器具では、なおのことでしょう。
しかも、AEDは、使用時は、分、秒を争う緊急時ですので、よほど慣れていないと、慌ててしまいます。
AEDはシンプルに作られているので、誤った操作をすることは、あまり考えられませんが、それでも、慣れていないと、作動させるまでに、手間取ります。
実際の現場では、胸骨圧迫(心臓マッサージ)にも人手がいります。119番への連絡や、衣服を脱がせる手間、周囲の安全確認、野次馬の排除など、配慮すべきことは、結構多いものです
これら全体を見渡して、人を動かして、初めて、救命処置はできるものだと考えておくべきでしょう
専門医から指導を受ける参加者 胸骨圧迫の訓練(何事も経験・・・)

複数名による共同での訓練(老略男女問わず・・・)

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